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海外ドラマではないのであしからず
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拍手御礼
 7月5日にコメントをくださった方へ
  一か月以上経ってからの返信、本当に、ごめんなさい。
  チェックを怠ったためです。本当に申し訳ないと思いつつ、お声をかけていただいたこと、
心から嬉しく思います。color of Rについてのご質問、ありがとうございます!
  これまでも作品について質問をいただくことは滅多になかったので、とても嬉しいです!
  ルビーとサファイアの瞳の色について、作中ではレッドの瞳を赤色、ルビーを紅色。ブルーの瞳を青色、サファイアを青嵐色、と表しています。もちろん、それぞれ他の修飾を付けて表現したりもしますが、基本的にはこの表記と決めています。ここで本編のネタバレをするのは大変恐縮なのですが、第6章でウコンがサファイアの瞳を見て言ったセリフをご存知でしょうか(第6章を読まれていなかったらすみません!!)。あのセリフをイメージしていただければと思います。
  普段からレッドの赤とルビーの紅は、よく見ると違うな。端的に言えば、ルビーの方が濃いな、と。ブルーとサファイアも同様です。ただ、質問にあげていただいたように、“化け物に取りつかれ”ている時は、サファイアの青嵐色に、魔的な凄みが加わる、という感じでしょうか。色に留まらず、例えばそれこそウコンが言ったような、鈍い光、これが増長されます。アオ色は、アオ色です。それが炎を意味するかどうかは・・・
  と、長々と失礼しました。もう、本当に返信が遅くなってごめんなさい。きちんとお答えできているとよいのですが。。。そしてご覧になっていただけるとよいのですが。。。


 拍手だけの方もありがとうございます!!
 放置しすぎてすみませんっ



こっちの更新が約1年ぶりと知って震えました。
ツイッターでたまに呟くのが精いっぱいで、
1年が早すぎるなんて言い訳にならないですね。

最近は全然PCにも触れていませんが、
書きためている文章をアップしたいと思って
いるだけでダメですね。
秋…冬には何とか何かしらHP更新したい!

正直言って、ポケへの愛が薄れている
なんてことはない!です!!
薄れ行くのは自分の体力と感性だと思います。

ぐだぐだとすみません!
なぜ人は みな 夜はナーバスなポエマーになるのか
では、失礼します!



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少し作業しようと思ってHPのぞいたらアクセスカウンター?
っていう名称ですっけ?あれが想像以上に数いっててびっくりしました!
う、嬉しい・・・
こんな文字しかない僻地サイトに・・・!
でも前と何も変わってないのにすみません。。。
もし当サイトの文章読んでいただいたご感想等ありましたら、
拍手からでもツイッターからでもお願いします!喜びます!
ん?でもツイッターはフォローされてないと話しかけられないんですよね、確か・・・
メッセージというやつが、確か・・・
では拍手でしょうか!
よろしくお願いします。

しかし、なぜページに変な文字が出るんだろう?
何回更新しても出てくる・・・
よし!頑張るぞ!
では、失礼します。


レッドさんお誕生日おめでとう!!
ございます!
愛してる!

他にも色々とめでたい今日、この日、
以前から計画していた・・・計画し続けていたHP移転、
開始しました!!
今日に間に合わせるためにやっつけ仕事(小声)なので、
確実に粗があるのですが、とりあえずまだ前のHPも残しておく予定なので、
まあ、いっか、という。笑
こうでもしないと、いつまでもちまちまやってそうですし。。。

なので、
いつもの(下手な)絵がない。
リンクがまだ貼れてない。
てか何も変わってないじゃない?
というご批判は、ごもっとも!!

ツイッターも始めました。
これはなかなか更新できないブログの代わりにできたらと思ったからです。
絵とかも描かないので、誰かとつながる、ということもほぼないかと思いますし、
SNSというより、この手より手軽なブログ、と考えています。
そんな安易なことで良いかどうかはわかりませんが、試行的にやってみます。
上手く管理できそうになかったら諦めます。


最近パソコンちゃんの調子が悪いせいか、
昨日からずっと前のHPの更新ができない・・・
うーん、新しいHPへの案内をしたいのですが・・・
もう寿命かな・・・でも新調するマネーがないし。。。
というところでしたが、やっと更新できました!
USBポートが何も反応しないから怖かったですよ!
何とか、新HPへのリンク貼れました!ふう!今日はもう満足!


一応、新しいHPのアドレスです↓
http://romeomustrun3.web.fc2.com/hyoshi.html

あと、ツイッターです↓
https://twitter.com/namakobushiroto


前HP:変更なし。新HPへのリンクあり。
新HP:他HP様へのリンクなし(間に合わず)。ツイッターへのリンクあり。短編一つ更新。長編coRの1章を手直し(大筋は変更なし)。旧HPへのリンクあり。


一応、新しい方には短編を一つ上げています。
新たな門出にふさわしく!
てなことはないです。むしろ、黙木っぽく、暗いです。笑
新HPの作成中に気付いたのですが、
短編、ほぼルサじゃね!?という驚愕の事実です。
本気で、自分では気づいていませんでした。びっくり。
レイエひとつだけやん!?
なんでやレッドさん!!
だがしかしまたルサを上げるという、アンバランス。
レイエやゴークリを増やして世界のバランスを保たねば・・・!

あと、新しい方は長編coRの1章だけ少し手直ししました。
高校生の時から書いてるものですから、
さすがに目に余る部分だけ手直し。
ただ、知識や配慮は過去に勝るとも、
感性だけは勝てない、というより、今と別物ってところはあるので、
こっ恥ずかしいと思ってもそのまま残している部分もあります。

なんか凄く長くなってしまいました。
色々とちょっとずつ直していかなくては・・・
それでは、失礼いたします。




ニーア文です。なぜ今、ここで、ですが。
面白かったです。
3周目クリア前提ですが、直接的なバレはありません。たぶん。
ニーア良いですよ。







「2Bは釣りが好きですねぇ〜」
声と同時に、パシャン、と音が聞こえて、2Bは音がした方を見た。
「感情を持つことは禁止されている・・・」
9Sの軽口が過ぎることと、好きで釣りをしているわけではないことを、言外に示したつもりだった。
「でも最近、任務がない時は釣りばっかりじゃないですか。」
どこか拗ねたような声音だった。
やはり、彼は過ぎる・・・
「・・・チップや備品を揃えるのもタダじゃない」
「わかってますよ。釣った獲物は貴重な資金源ですし、任務へは常に最高のパフォーマンスができる状態で臨むべきです。」
でもな〜そうは言ってもな〜、と9Sはひとりごちている。
またパシャン、と音がした。9Sが蹴飛ばした石ころが海に落ちた音だ。
露出された口もとに、思わず微笑が浮かんだ。
「何か他にすべきことがあるなら、それを優先させてかまわないけど」
「すべきことっていうわけじゃ・・・」
「じゃあ何」
「うーーーん・・・すべき、じゃなくて」
背後から歩み出てきた9Sが縁に立った。
そしてくるりと2Bを振り返る。反応を見逃さないとでも言うように正面から向き合い、得意げな笑みを隠そうともしない。
自分は絶対にしない。彼特有の立ち振る舞い。何故、一体なぜ、こんな人格設定をしたのか。
眩しい。苦しい。悲しい。
ーーー感情を持つことは禁止されている
こんな思いを、するなんて
これはーーー
「すべきことじゃなくて、したいことです!」
「したい、こと・・・」
そうです、と勢い込んでこちらを見つめている。
「 君は・・・そんなことばかり」
ため息をつく2Bの言葉を遮るように、9Sはまくし立てた。
「僕は2Bと、もっと色んなものが見たいです!」
「・・・」
その言葉をどう捉えるべきか思考していると、9Sははっとして顔を逸らした。そしてやや言い訳めいた言葉を続ける。
「ほら、前に言ったでしょう?僕たちスキャナーモデルは単独行動ばかりだから、誰かと組めるのは嬉しいって・・・あ、いや、もちろん誰でもいいってわけじゃないですよ!」
「・・・・・・」
「だって、ほら・・・」
9Sは腕で前方を示した。
どこまでも広がる液体の流体運動。その光の反射。その音。
「この先に何があると思います?」
「ポッドに聞けばすぐわかるんじゃない」
ポッド042は、今は釣りのために遠くで液体に浸かっているので聞けないが、9Sの153に聞けばすぐわかることだ。
大昔の地球の地図のデータなら見たことがある。必要がなかったので確認していないが、どんな大陸がこの先にあったのか、今はどんな有様か、知ることができるだろう。
「そういうことじゃないんです!」
「・・・」
2Bは頭が硬いんですから、とでも言いたげだ。
「自分の目で見てみたいと思いませんか?」
大変魅惑的な誘いであるかのように、9Sは、2Bを覗き込んだ。このゴーグルに覆われた、何も映さない黒を。
思わず、息を呑む。
あぁ、君のそういうところ・・・
たまらなくなる。
「飛行ユニットさえ自由に使えればな~」
やめて
「今度オペレーターさんにこっそりお願いしてみようかな?」
その好奇心が、あなたを
「ねえ、2Bもオペレーターさんに」
私を
「2B?」
「・・・無理に決まってる。飛行ユニットは運用コストが」
「わかってますよ。でも聞いてみるくらい、いいじゃないですか。聞くだけならコストはかかりませんよ。あ、21Oさんには無駄口たたくなって怒られちゃうかな・・・」
怒られるのを大して気にしているわけでもないのだろう。口元はほころんだままだ。
「9Sは・・・そんなにこの海の先に行きたいの?」
9Sはどこかきょとんとした顔でこちらを向いた。
「え、それは、まあ・・・2Bは行きたくないですか?」
「・・・・・・任務に必要ないなら・・・」
彼の望む、“私の願望”ではない。考えた末の、慎重な言葉。
だが9Sは、さっぱりとしたものだった。
「わかりました。じゃあ別のところへ行きましょう!」
「え、・・・でもこの海の先へ行って、見ることが9Sのしたいことなんじゃないの?」
「もちろんそれも見てみたいですけど、いいんです。」
肩すかしを食らった気分。心配したのに。彼の気まぐれだったか。
「だって僕は2Bと同じものを見たいだけですから」
ーーー僕は2Bと、もっと色んなものが見たいですーーー
はっとして顔を上げると、海へ臨む9Sの後ろ姿があった。
その好奇心。その思考能力。
その、いつも、いつだって、真理へと向かっていく聡明さ。
優しさ・・・
もしかして、気づいているのだろうか。
そんな疑念がふとよぎる、見慣れた細い背中。
私も、君と同じものを見たいーーー
これはーーー



これは呪いか。それとも罰か。



「プレゼントは?」

「は?」

「あぁん?何しに来たんだよ?」

「・・・」

「冗談だよ。お前にゃ、はなから期待してねえからな」

さっさと入れ、と自宅に招き入れた。

「先輩たち、まだ来てねえぜ。・・・ん?んだよ、さっさと入れって」

玄関に突っ立ったままだったシルバーは徐にジーンズのポケットから何か取り出した。そこら辺で売っている菓子に見えた。シルバーは無造作に外側のナイロンフィルムを剥がし出す。が、最初の一手をミスしたシルバーはフィルムを剥がすのに手間取っていた。

「不器用か!って、いや、いきなり人んちの玄関で菓子食い始めんなよ。せめてうちに入っ」

箱を凹ませてようやくフィルムを剥がし終えると、菓子箱が二つに分離した。そして、そのうちの一つをゴールドの鼻先に突き出した。

「あんだよ・・・」

シルバーの手からそれをもぎ取る。菓子のおまけで付いていた、ブロムヘキサー∑のミニフィギュアだった。

「誕生日祝い」

心持ち、満足そうな顔をして、シルバーは勝手知ったる様子でゴールドの部屋へ上がっていった。

取り残されたゴールドは小さな箱から中のフィギュアを取り出した。何が入っているかはランダムだが、どうもパッケージで黒塗りにされているシークレットフィギュアを当てたらしい。無意味に全身が金ピカのフィギュアを見つめる。

「へっ・・・悪くねぇ」

にやりとし、ゴールドも部屋へ上がっていった。




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