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海外ドラマではないのであしからず
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ブルーが鏡を見ながらリップを塗り直していると、不意に聞こえた。
「ぁあああぁぁぁぁ!!」
ブルーは驚いて振り返った。
「イエロー?」
無意識にモンスターボールへ手を伸ばしながら、リビングのイエローの元へ走る。
駆け付けたブルーの目に映ったのは、玄関近くで床へへたりこむイエローと、そのすぐそばに立っているレッドだった。


「レッド!?何があったの?」
ブルーがなかば叫びながら近づいていく。レッドは驚いたようにブルーを見たが、眉尻を下げてイエローに屈みこんだ。
「ごめん、そんなにびっくりするとは思わなかったんだ」
「びっくりっていうか・・・・・怖かった、です」
見てみれば、イエローの髪は乱れているし、ショックから立ち直りきれずにぼうっとしている。
「ごめん・・・・・・・・」
レッドはようやく心から後悔した様子で肩を落とした。それを見てブルーはレッドをイエローから離す。
「ちょっと、あなたイエローに何したの!?」
お手洗いに席を立ったほんの数分のうちにレッドが訪ねてきて、何をしたというのだろうか。
「あぁ、その」
「返答によってはただじゃおかないから!」
「ブルーさん、・・だいじょうぶですから」
「あの悲鳴は大丈夫じゃなかった!レッド!?」
「その、・・・・・胴上げを」
「え?」
「胴上げしたんだ、イエローを・・・」
「・・・はい?」
「だって、すごく嬉しかったんだよ!」
慌てて言い訳するレッドを置き、イエローの手を取って助け起こした。
「胴上げされたの?」
「あ、はい・・・玄関を開けたらレッドさんがいて、いきなり抱きかかえられたかと思ったら・・・」
ブルーは大きなため息をついて椅子に腰を下ろした。
「そりゃね、いきなり空中に放り投げだされたら怖いわよね」
「ちゃんと受け止めたよ!」
「バカじゃないの!?信じらんない!こんなバカとは別れた方がいいわよイエロー」
「あはは」
「ちょ、おい!確かに悪かったと思うけど、そこまで言われる筋合いはないぞ!」
「私ならそんなことする男はお断りね」
「グリーンだってテンションがマックスに、上がったら・・・・・わかんないぞ」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・」
「・・・・・ああ、あいつはしないな」







特にオチなし。苦笑
息抜きに書いてしまいました。何してんだレッドさん。笑
レッドっていきなりこういうことしそうな人だなーって思うのは黙木だけですよね。
あー全然coRが進まん・・・!!



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