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海外ドラマではないのであしからず
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拍手御礼!!
 > 長編、とっても面白いです!!レッドさんがかっこよすぎて・・・今後も活躍期待してます~の方
  長編、読んでいただいてありがとうございます!
  作中では私の中のレッドさんがさく裂しております。かっこいいと思っていただけたなら、本望です!
  活躍という域へ至るにはかなり飛躍の必要な未熟さではありますが、お言葉を励みに頑張ります!ありがとうございました!!


 拍手の方もありがとうございました!!
 春ですね!



2月、3月、あっという間でしたね。
もう4月です!春です。
実は、春はあまり好きではありませんでした。
幼い頃からのピーターパンシンドロームとネガティブ思考のおかげです。
春といえば別れの季節、そしていやがおうなく、
住み慣れた一角から追い出されてよそよそしい空間に放り込まれる。
他者と関わることに消極的な人間にはキツい時期です。
今いる友人や知人だけで良いのに・・・
そう思いながらたくさんのものや、あるいは何かよくわからないものと戦う日々。
けど不思議と戦いぬいてきた結果、また新たな戦友や恩師ができ、
かけがえのないものを得る。そうした現状を受け入れ始めた頃に、
また春が来る。笑
季節をこんなに繰り返しているにも関わらず、慣れることはなく、胃痛は消えず。
自分の愚かさを嘆き続ける。若いなぁと納得するには若すぎる。
でもみなさんはネガティブにならないでくださいね!
一般的には春って華やかなイメージですよね!ウキウキしましょう!

今日は感傷的な気分なのでたくさん書こうと思います。
黙木は元来ネガティブなので、セーブしていても陰気なことを書くかもしれません。
せっかく春が来たのに滅入らせるんじゃない!という方は読まない方が良いと思います。
すでにここまで読んでしまった時点で、もう手遅れかもしれませんね。すみません。
そして今ネガティブな気分だったり、落ち込んでいるのか、と言われれば違います。
悲哀な心情ではなく、物事に心を動かされやすい、って感じでしょうか。
どちらかと聞かれれば、良。心地よい気分です。
心地よい気分のままに脈絡なく書き留めるだけですので、趣旨もオチもありません。


では。
今感傷的な気分になっている原因の一つは、今日、空が晴れていたからです。
まさに春!という素晴らしい天気で、黙木が住んでいる地域では桜が満開でした。
元々、花見に行こうと言われて「行こう行こう!」
と盛り上がるタイプではありません。
うちは田舎ですが、今日は偶然、
さらに山奥の随分な田舎までドライブしました。
不思議なことに、ドライブしていると通過する所々で満開の桜が目につきました。
野生のものでなく、土手沿いなどに植えられたものたちです。
たぶんこんなに桜が好きなのは日本人くらいだろうな、と思います。
わざわざ桜のためだけに“花見”という行事が作られたくらいですし。
起源を調べていないので断言できないのですが。

花びらの色は薄いピンク。
「確か樹齢の大きいものほど色素が薄くなるとか。」
ふうん、と相槌を打ちながら車の窓から眺めていると、
ほとんど白い花びらの桜もちらほら見かけました。
確かに満開の桜はあの小さな花びらでこの全てが構成されているのか、
と思うほどに圧倒的で、美しく、それこそこんなに色素が薄いのに、
目が惹きつけられます。
黙木は桜ほど写真映えしない木はないなぁと思うことがありました。
目の前にして、こんなにも惹きつけられて、心動かされるのに、
画像となって複製されたそれには全然魅力がない。
それがとても不思議に思えました。
まあ、単に写真を撮るセンスの問題というのもあるはずです。笑
元々こまめに写真を撮る性分ではありませんので、慣れてないからです。
だけど花びらの色素が薄いことも関係あるんじゃないかなと思います。
プロのカメラマンならそれさえも克服して、
あるいはその長所こそを生かした写真を撮るのでしょうが。
黙木には納得のいかない不一致でしかありませんでした。
下手くそな写真の中の桜は地味の一言につきます。

不一致はもう一つあって、散っている花びらを一緒にカメラへ収めると、
なぜかしっくりとくることでした。
完全に個人的なしっくりなのでしょうが、
(個人的な意見しか書いていないのでこの前置きは必要ないかもしれませんが)
よく、桜や、他の花に言われるのが、「散るからこそ美しい」という言葉。
勝手にしっくりきた時、ふとこの言葉を思い出しました。
そして最近読んだ小説の登場人物が言っていたことも思い出しました。
喜びの中にも悲しみは存在し、悲しみの中にもまた喜びが存在する。
みたいな感じのセリフでした、たぶん。
人は喜んでいる時、ただ喜んでいるだけじゃなく、そこには悲しみもある。
無意識かもしれないし、意識した上で喜びが成立することもある、
ということかなと解釈しています。
“喜び”と“悲しみ”は例にすぎず、あらゆることに当てはまるでしょう。
例えば、当サイトに置いているルサの短編で、ルビー視点のものがあります。
満月の夜の話です。
これはルビーの“喜び”と“悲しみ”の均衡が崩れた瞬間を切り取ったシーンでもあります。
ルビーは気づいていたのでしょうね。いつかは崩れてしまう表層的な均衡を、
どうにかしないといけない、と。そしてそこにけじめをつけないと前へ進めない、と。
・・・なんていうのが黙木の妄想で、
あまり自分で解説するのも可笑しいのでやめておきます。笑

要は、
・喜びの中にも悲しみがあり、その逆もまた・・・
・「散るからこそ美しい」という概念
桜でいえば、生の中に死を見ているんだろうな、と思いました。
というのを言いたかっただけなのですが、長くなりました。笑
人は比較でしか対象を認識できません。
死をイメージするからこそ目の前の生を生として感じ、圧倒される。
生を知っているからこそ死を目の当りにした時に、悲しみに暮れる。
だから喜びの中に悲しみを見ても不思議ではないし、
美しく咲き誇る桜に、異様な(グロテスクな)恐怖を感じても不思議ではない、
のかなとも思います。
狂い咲き、という言葉もあるくらいですしね。
ほんの短い期間だけ咲き誇り、しかも厳しい冬からの解放の象徴たる桜に、
日本人が魅了されたのも無理はないのかもしれませんね。
他にも春に咲く花はあるのに桜の開花予報だけが行われるのが、
理不尽で仕方なかった昔を思い出します。笑
昔は特に、花見になんて興味なかったですしね。笑

散るからこそ美しい、とか書きましたが、偶然にもルビーまで話に出てきましたね。
さすが美を追求する者。笑
ルビーならどんな解説してくれるんでしょうね。
お前なんか桜の下でサファイアに言い寄ってろ!!

いやーたくさん語れて楽しかったです。
あー続きに書けば良かったな・・・でも面倒だからもういいや。
ここまでお付き合いくださった寛大な方、
あるいは物好きな方(笑)がおられたら、ありがとうございました。


では、失礼します!


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